レーザー治療
伊波歯科のレーザ治療

唾液の平均的な一日の分泌量は1~1.5リットルといわれています。口腔乾燥症とは、唾液の分泌が低下してお口の乾いた状態をいいます。口が乾く、ネバネバする、しゃべりにくい、飲み込みにくい、味が分かりにくい、口の中や舌が痛い、ひりひりする、汚れやすい、口臭がする、入れ歯が装着しにくい、といった自覚症状が出ます。お口の乾いた状態では食べかすの流れが悪くなり、細菌が繁殖して虫歯や歯周病を悪化させ、口臭を発生させます。
レーザーが有効な治療
1 歯の治療
虫歯の穴が歯肉まで及んでいる場合、歯肉の出血や、歯肉の形をレーザーで整えて、プラスチックや金属をつめたり、被せたりします。
2 歯の神経の治療
0.3mm径のファイバーを使用して神経管内の止血、殺菌、乾燥を行う。これによって、治療時間が短縮され、治療回数も減少出来、短時間で治療を終わらせる事ができます。
3 歯周病
歯周の腫脹、出血、排膿のある場合はレーザー照射して歯周ポケット減少術を行うことにより、 歯周病を治療することができます。
4 口内炎の治療
無麻酔又は表面麻酔剤を使って、碁盤目のようにしてレーザーチップで照射することにより大体は3日くらいで消失します。
5 メラニン色素沈着症の治療
表面麻酔剤を塗布して歯周のメラニン色素沈着部にレーザーチップによる照射を行います。この場合連続点照射を行います。
照射直後は創面は白くなっていますが、痛みも無く、約一週間後にはきれいな色の歯肉に改善いたします。
6 歯頚部知覚過敏症
歯の歯茎に接する部が冷たいものや、熱い物にしみる場合が知覚過敏症です。
この場合歯の根の先の部分、外側、内側に各60秒、歯頚部に60秒、合計180秒レーザー照射しますと痛みが消失します。
7 口角炎の治療
口角炎は口唇の部分が裂け、浸出液が滲んでいる、口を開けるといたいという症状が多いですが、レーザー照射をする事により大体一週間位で傷と痛みが消失します。
口内炎の治療に比べると少し遅れるのがふつうです。
8 智歯(親知らず)周囲炎の治療
親知らずの周りの歯肉の炎症で痛み、出血、開口障害を伴う事が多いです。
麻酔して、レーザーチップ照射により歯周を切除する事により、症状の改善をはかることができます。
9 顎関節症の治療
開口障害や関節の痛みがある場合、患部にレーザーを照射することにより、症状が消失します。口腔内装置プレート治療を併用する事もあります。